うさぼうの人生ダッシュボード化計画

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タスク管理が追求するのは生産性ではなく満足や充実や達成や幸福

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photo by Swamibu

 

1年前に仕事の生産性を上げる方法について書きました。まとめると、知的労働では投下工数がわからないことが多い。だから記録して可視化しましょう、そこからいろいろ手が打てる、ということが書いてあります。

 

禅問答的な独り言ですがぜひお付き合い下さい。

usabo.hatenadiary.jp

去年と比べて生産性は上がったか?

残念ながら答えられません。同じ物差しで測ることができないからです。

 

残業は減ったか?家族との時間は増えたか?

と問いをすりかえると、答えられます。ただしこれは生産性を上げたことにより実現したかった内容であって、生産性自体と直接の関係はありません。

 

今日は生産的だったか?最近生産的か?

この問いには意味がありそうです。なぜなら生産的だったかどうかの評価に関連する行動や思考をある程度結び付けることができるからです。そして明日や今後どうすればいいかを考えるのにつながります。

 

どうして生産性を上げたいのか、生産的でありたいのかについて考えてみると、どうやら限られた時間でできることを増やしたい、やりたいのに時間がなくてやれないという損失を減らしたい、というのが根底にありそうです。

 

やりたいことが全部やれていて充実していて満足していて幸せだったら、仮に生産性が低くてもいい、そう思います。

 

タスク管理は、重要なことを増やして、重要でないことを減らすよう工夫する手立てだと思っていました。生産性を上げるための手段の一つだと思っていました。でも生産性を上げるだけでなくて、自分が重要だと思っていることに注力して満足や充実や達成や幸福を得るためにこそ、タスク管理があるのだと改めて気づきました。

 

満足と充実と達成と幸福の違いって何でしょう。

あんまり意識してませんがどれもいいことと思っています。

違いについてはまた考えてみます。

 

ゲーミフィケーション研究家usaboより