うさぼうの人生ダッシュボード化計画

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【DQX】戦いのきろくは理想のライフログ

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はじめてドラクエをやったのは小学校の時でした。ファミコンが家になかったので友達の家でやらせてもらっていました。何人か顔は思い浮かびますが、誰の家でやらせてもらったのが最初かは思い出せません。いずれにしても敵を剣や呪文で倒す爽快感レベルが上がった時のファンファーレや、強くなった実感ドラクエ好きの原体験であることは間違いありません。

 

そんな大人が他にもたくさんいるのでしょう。シリーズは10作目に達し、10作目で初のオンラインゲームであるXは、発売から2年半を過ぎてもなお進化を遂げています*1

 

今日はドラゴンクエストXの素晴らしさについて書きます。

「せんれき」で見られる「戦いのきろく」が理想のライフログなのです。

Evernote顔負けです。

「せんれき」には戦いのきろくが自動で記録されている

メイン画面の「せんれき」を選ぶと、プレイ時間、討伐した魔物、クエストのクリア数など、いままでの冒険の成果が表示されます。すぐに見たい項目はトップページに出ていて、左側のメニューでもう少し個別の記録を見ることができます。

  • これまでのおはなし
  • 討伐モンスターリスト
  • おしゃれカタログ
  • 収集アイテムリスト
  • 職人レシピブック
  • 獲得称号リスト
  • 思い出アルバム
  • エストリスト

ドラクエXをやったことがない人にもこの感動をおすそ分けしたいので一つ一つ見ていきます。

これまでのおはなし

城や町ではいろんな人にいろんな話を聞く必要があります。せっかく話を聞いても忘れてしまうともう一度聞きに行くはめになります。過去のシリーズのように一方通行で前の大陸の話があまり必要なければいいですが、アストルティアは5つの大陸に分かれているので、それぞれでどういう話になっていたかを思い出すのは結構大変です。

そこで便利なのが、これまでのおはなしです。地名ごとにどんな冒険をしてきたのかの概要を記録してくれています。

討伐モンスターリスト

妖怪ウォッチ全盛の昨今ですが、多彩なモンスター達はドラクエの魅力の一つです。討伐モンスターリストでは、どのモンスターを何匹倒したのかを記録してくれています。これが可視化されることは非常にコレクター心をくすぐってくれます。この大陸でまだ出会ってないモンスターがいる時、???と表示されているため何とか出会いたい!とストーリーが終わっていても徘徊を繰り返してしまいます。

100匹倒すと小さなメダルと交換してもらえるボーナスもあります。交換済みかどうかも一目でわかります。いくら倒しやすいからってトンブレロにばかりお世話になっている、といったことも一目でわかってしまいます。

おしゃれカタログ

実世界でもおしゃれな人は当然ゲームの中でもおしゃれなのでしょう。usaboはその反対。あまり興味がないので話すことがありません。

収集アイテムリスト

その名の通り収集アイテムリストです。討伐モンスターほどのこだわりがusaboにはないのでここもスキップします。

職人レシピブック

若気の至りでランプ職人だったこともありますが、武器鍛冶職人になってからは安定しました。大陸の至るところに落ちていたりモンスターが落としたりバザーで手に入る素材を使って武器や防具を作るためのレシピです。これも、必要最小限ではなくてついついコンプリートしたくなってしまうのが人の面白いところです。

獲得称号リスト

実世界でバッジを流行らせたのはフォースクエアでしょうか。他人にわかりやすく自分の実力・能力・実績をアピールすることができ、「認められたい」という感情を満たしてくれます。

私が初めてとったのがツメの使い手だったか始まりの旅人だったか草原のそうじ屋かもはや思い出せませんが、500を超えるこの称号がことあるごとに達成感を味わわせてくれます。

思い出アルバム

まさにライフログ。大陸で印象深い景色や出来事をおさめたり、偉業を成し遂げた時に仲間と記念撮影をすることができます。

usaboの場合はversion1のラスボスを倒した時にその時にお世話になった方との撮影が一生の思い出です。たいしたしぐさを持っていなかったことがあんなところで悔やまれるとは思いませんでした。素敵なプロフェッショナルはしぐさもプロでした。

エストリスト

世の中がそうであるように、悪の親玉を倒すというたった一つの使命だけにとらわれず、日々の小さな人助けを楽しむことができるようになっています。クエストは受注、完了とステータスによって並べ替えることもできます。受注した日もわかるので放置しているものも見分けられます。

終わりに

何が理想的かというと、これらが全て自動で記録される点です。アストルティアを冒険するにあたっては十分すぎるログ情報です。あの日あの時何をしたのか、自分はこれまでに何を積み重ねてきたのか走馬灯のように思い出し余韻に浸ることができます。これでも物足りない方には、公式サイト目覚めし冒険者の広場で日記を書くこともできます。

 

ゲーミフィケーション研究家usaboより

photo by blueberrystream

 

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*1:usaboは進化についていけずversion2の途中で止まっています。実施時間が月に数時間なのに固定費を払い続けるわけにはいきませんでした。今はキッズタイムを利用して別アカウントで息子と最初から取り組んでいます。これはこれで非常に楽しいです