うさぼうの人生ダッシュボード化計画

仕事や家族との生活、読書や体験から考えたことを書き綴り、人生をゲームのように楽しむヒントを発信中

書評:「これから本を書く人への手紙」が手紙形式な理由

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うさぼう(@usabo_tweet)です。

秋の読書週間、早いもので今日が最終日となりました。今年は今日の記事を含めて4冊を紹介しました。昨年紹介した8冊も含め読書カテゴリーから読めますのでよろしければどうぞ。

本紹介の企画について

▼倉下さんの本紹介企画です。

R-style » 秋の読書週間ですので、本を紹介してみてはいかがでしょうか。

 

今日紹介する本「これから本を書く人への手紙」

▼著者によるランディングページは以下です。

これから本を書く人への手紙 | Official Website

ランディングページについて

本について知りたい時、Amazonを見れば内容もわかりますしレビューコメントも読めます。Googleを検索すれば書評記事も見つかります。しかし、こうした形でランディングページとしてその本に関する情報がまとまっていると、購入を検討する際には非常に嬉しいです。

 

あれこれクリックする必要なく、1ページをスクロールで上下するだけで必要な情報を眺められるよう配慮されたページは随分居心地のいい書店です。個室に案内された気分です。

 

ランディングページにならってこの記事もそれに近づくべく目次をご紹介します。 

▼目次:

1.道を決める
2.忍び寄る影に抗う力
3.準備と行動
4.執筆はリズムに乗せて
5.小さな感触を確かめる
6.王国と建物
7.コンテンツの道具箱
8.困ったときのピット・イン
9.筋を通しバランスを整える
10.質は読み返しから
11.文章のチェックポイント
12.鎖および救いとしての締切
13.執筆の終わり、販促の始まり

 

この本が手紙形式である理由

「こんにちは。お久しぶりです。風の噂に聞きました。いよいよ本を執筆されるそうですね。まずは、おめでとうございます」から1通目の手紙は始まります。

 

13通目の手紙は、以下のように締めくくられます。

「それでは、あなたの本が良き読者に届くことを願って、この手紙を終えます。最後までお付き合いくださり、ありがとうございます」

 

さらさらと読み進めることもできます。気になった章から読むこともできます。むしろ気になった章だけ読むことも「おわりに」で触れられています。本を書く人にとって時間は貴重なので、手短に読めるよう手紙形式なのだと。

私は今4通目と5通目のあいだくらいにいます

これから本を書こうとしている人は今自分が何通目くらいにいるでしょうか。半年前の私は、1通目と2通目を超えて3通目で止まりました。

 

今回は、無事3通目を通過しました。

 

「3.準備と行動」とは、決意した後に取りかかる段階です。取りかかるために、場所をつくるのがゴールです。Evernoteにノートブックを作ったり、Dropboxにフォルダを作ったり。そこに思いついていることをどんどん書き出していき、折に触れて読み返すことでその場所をホームにしていくのです。

 

今回私の場合は、Scrivenerにファイルを作成しました。ScrivenerのファイルをDropboxに置き、PCとiPhoneの両方で参照、更新できることの安心感です。実質はPCがほとんどになるとしても、移動中にも少しでも進められることが時間不足の不安を和らげてくれます。

Scrivenerから巣立ってWorkflowyに預ける

Scrivenerにファイルを作り、参考図書やらアイデアを書きためました。そこから本文を書き始めるところでつまづきました。そこで付箋を用意しノートにペタペタと貼り整理をしました。それをブログ記事にし、企画書の頭だしのようなものを作成しました。

 

元々はここでScrivenerに戻る予定でした。しかし、先日のアシタノレシピの記事を書く際にScrivenerを使ってみた経験から、一度Workflowyをはさんだほうがいい気がしています。書きたいことはある程度クリアになっても、それを表現する言葉が混沌としていると、うまく出てこないようです。

 

イデアの方向性が定まった段階で、それに関する言葉を吐き出し、整える場所としてのWorkflowyに期待しています。そろそろリズムに乗せて言葉を発していきたいところです。

 

11月末くらいまでにはWorkflowyですくすくと成長し、大きくなった姿でScrivenerに帰ってきてくれることを期待しています。

終わりに

今年は、倉下さんの読書企画で倉下さんの本を3冊紹介するという少々偏った参加になってしまいました。「新しい本を知る機会」にはならなかったかもしれません。私にとっては前から機会を見て書評にしたかった本をまとめて紹介できたので非常に満足しています。本を書きたいと思っている方にはお勧めしたいものばかりです。