うさぼうの人生ダッシュボード化計画

仕事や家族との生活、読書や体験から考えたことを書き綴り、人生をゲームのように楽しむヒントを発信中

効率的な情報収集のためにプリントアウトを惜しまない

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うさぼう(@usabo_tweet)です。堀正岳さんの「ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250」が出版されたおかげでタイムラインがライフハックづいていて嬉しいです。ちょい足ししながらいいアイデアをシェアして広げていきたいですね。

 

 

今日は、「効率よく情報を吸収するには印刷がおすすめ」というハックを紹介します。

 

<赤羽式>重要な記事は印刷する

赤羽雄二さんの「速さは全てを解決する」という本があります。ゼロ秒思考という、A4紙に1分でメモ書きする、シンプルながら斬新な方法で有名です。

速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術

速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術

 

 こちらの本で、最も効率的な情報収集法として

毎朝・毎晩30分を情報収集に当てる

という方法が紹介されています。自宅で邪魔の入らない環境で30分限定で情報収集を続けることが、的確な状況判断にも、顧客ニーズや業界動向の把握にも役立つというものです。

 

その中に、特に重要な記事はブックマークやエバーノートだけではなく、印刷することをお勧めする、とあります。

 

理由は、

  • 書き込みやテーマ分けがしやすく、頭に入りやすい
  • 書類作成の際にも、PC上で探すより参照しやすい

とのこと。

印刷して読んだほうが頭に入りやすい

私もこれはしっかり頭に入れておきたい、と思う時ほど印刷して紙で読むことにしています。

 

▼以前からこれは実感しており、2年前にも記事を書いています。

usabo.hatenadiary.jp

頭に入りやすいという研究結果もあるようです。

 

日経サイエンス2014年4月号の記事によりますと、

画面だと全文における現在位置を直覚的に把握しにくいのが一因らしい。

また,デジタル世代の子供たちも,紙で読んだほうが物語の筋が記憶に残るという研究結果が出ている。

"位置"が記憶に役立つという視点が興味深いですね。

読み慣れた本ならキーワードを入力するまでもなく,その文章がどこにあったかおよそ見当がつき,パラパラめくって簡単に探せる。紙の最大の強みは,その「単純さ」にあるようだ。

あの本の後ろのほうに書いてあった、という記憶からささっとめくってページを開けるスピード感は、検索には代替が難しいですよね。

情報収集はネットで、情報吸収は紙で 

冒頭では、「効率よく情報を吸収するには印刷がおすすめ」と書きました。

 

効率よく情報を"収集"ではなく、"吸収"です。

 

巷にあふれる膨大な情報から必要なものを収集するにはインターネットは有用です。もちろん本屋や有識者からの情報のほうが有効なことも多々ありますが、日々の情報収集にもはやインターネットは欠かせません。

 

ただし収集してきた情報を、自身のものとして"吸収"するには一度印刷して読み込むステップが有用な気がします。

 

特に大きな図表を含む場合や、新しい概念を構造的に説明されている文章の場合は、PC画面でスクロールしながら読むよりも、印刷して全体を視野に入れながら読むほうが頭も整理しやすく、記憶にも残りやすいです。

 おわりに

先日よりゼロ秒思考を再び試しています。1枚1分×10枚=10分。間にインターバルを1分ずつはさんだとしても20分です。頭がスッキリはしてきたのですが、インプットがガソリンになるので朝・夕30分の習慣も再度始めることにしました。

 

日々の情報収集で"印刷"取り入れてみてはいかがでしょうか。