ゲーミフィケーションは何の役に立つのか 事例から学ぶおもてなしのメカニクス
エンゲージメントを促し、問題を解決するためのゲーミフィケーションのアプローチには、核となるタイプが6つある(ゲイブ・ジカーマン)
・グランドチャレンジ:広く一般に告知される競争
・フィードバックが速いシステム:リアルタイムに行動に影響
・シミュレーションして発見:教育目的。アイデア、モデル、シナリオの探索
・ステータスマラソン:ステータスの段階設定と報酬
・商業的/交渉的なシステム:マーケットやオークションの仮想
・表現:創造性や個性、感情的な満足を引き出す
ゲーミフィケーションの仕組み化については、2つのパターンばかり思い描いていました。
- ポイント、バッジ、レベルといったステータスマラソンの要素と、
- マイル換金のような商業的/交渉的なシステムをイメージです
なのでこのタイプ分けは参考になります。リチャードバートルのプレイヤー分類のように人によって興味関心が異なります。
キラー:ランキング、チームバトル
アチーバー:自己表現、コンテンツ生成
ソーシャライザー:いいね!、コメント書き込み、ギフト
エクスプローラー:投票、評価、知識・攻略法の共有
ただ、グランドデザイン、シミュレーションして発見、表現については集めた後にどう評価してどう次につなげるかのデザインはなかなか難しい気がします。
この本におけるゲーミフィケーションの定義が以下の通りなので、読み進めていくときっとヒントが見えてくるでしょう。
ゲーミフィケーションは、ロイヤリティプログラム、ゲームデザイン、そして行動経済学の優れた部分を活用し、人々をエンゲージさせるプロセスである(はじめに page xv)。
今日は金曜日です、新幹線での移動時間にもう少し読み進められるかな。