目次
- 目次
- プロローグ
- GTDとの出会い
- はじめてのGTDはExcelで実施
- Excelとの別れ、Nozbeとの出会い
- 会社に導入したいくらいスマートだったNozbe
- Nozbeとの別れとタスクシュート式との出会い
- 続き記事です。タスクシュート式との出会いはこちらから↓
- おすすめ書籍です
- こんな記事もあります
- 定期購読のお願い
プロローグ
ええか、うさぼうよ、ToDoはセンスやぞ
とお客様に言われた2005年頃。
関連記事:ToDoはセンス - うさぼうの人生ダッシュボード化計画
時を同じくして、うさぼう(@usabo_tweet)はGTDに出会い、それから今に至るまで色々と試行錯誤しながらタスク管理に取り組んできました。
そこでこの記事では私のタスク管理の方法論と使ってきたツールの変遷をご紹介します。何かのお役に立てば幸いです。
GTDとの出会い
デビット・アレンの「仕事を成し遂げる技術」*1という本を通じて私はGTDに出会いました*2。現在この本はリニューアルされ、「全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」という名前で発売されています。
この本に出てくる「(頭の中が)水のように澄み切った状態」に憧れました。
やれどもやれども仕事に終わりがない私と比べて、システマチックに仕事をさばき、完了したものにチェックマークをつけていくワークフローは、とても斬新で気持ちよさそうでした。
目先の仕事に終始せず、やりたいことや気になることを全て洗い出す点もGTDの魅力の一つです。
はじめてのGTDはExcelで実施
しかし当時はRemember The Milkのような簡単なタスク管理アプリはあったものの、GTDをまるごと実現できるツールはありませんでした。
そこで私が使っていたのがExcelです。気になることをリストにして、「今すぐやる」「プロジェクトとしてやる」「いつかやる」などと分類していました。
中には未だに完了していないタスクもありますが、いまさら何かやり残している、という気にはなりません。タスクリストとしてはその役目を終え、一つの時代が終わったのでしょう。
当時のExcelファイルは、押入れに眠らせているノートのように今でも外付けハードディスクに保管しています。読み返せば、きっと新たな発見があるでしょうから。
Excelとの別れ、Nozbeとの出会い
それから5年ほど経った頃でしょうか。Nozbeというタスク管理アプリに出会いました。
iPadが発売され、電子書籍もいよいよブレークするかと思われた頃です。Nozbeアプリの値段は1000円強と安くはなかったですが、迷わずiPadアプリを入手しました。
というのも、倉園佳三さん(@zonostyle)がNozbeの魅力(GTDとの相性の良さ、洗練されたデザイン、Evernoteとの同期など)を余すところなく伝えてくれていたからです。
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ちなみに程なくしてAndroidアプリも入手しましたが、当時はレスポンスが悪くて実用に耐えませんでした。
会社に導入したいくらいスマートだったNozbe
Nozbeには大変お世話になりました。
完了のチェックをつけるとすっとタスクが消えたり、タスクを振り分けてInboxがゼロになった時の快感は今でも覚えています。Nozbeの洗練された操作感が、その快感を大幅に増幅してくれました。
Nozbeは個人のあらゆるタスクを管理しますが、職場でのプロジェクト管理もこのツールでできればいいのに、と思ったのは一度や二度ではありません。
設計者と開発者がExcelのバグ一覧を使って交換日記のようにやりとりする様はスマートさのかけらもなく、名前とタイムスタンプを記入者が手書きで残すさまに不甲斐なさまで感じたものです(大企業のプロジェクトでこうしたクラウドツールを使うにはいろいろハードルがあり、面倒になって断念しました)。
Nozbeだとコメントした時に自動でタイムスタンプ*3がつくのは当たり前の動きです。Alt+Enterしてセル内改行して、Ctrl++やCtrl+*で日付や時刻を入力するなんてやっぱり非効率ですよね。
Nozbeとの別れとタスクシュート式との出会い
Nozbeの使い方を知ろうと、Google検索をするたびに目にしたのがjMatsuzakiというブログでした。
大変参考になる記事がある中で、NozbeからToodledoに移行したという記事がずっと引っ掛かっていました。
でも確かToodledoを使ってみる前にTaskchuteを使ってみていたと思います。今日は記録に頼らず酒と記憶を頼りにこのエントリを書いているので、どちらを先に導入したかは怪しいですが…。
恐らくTaskchute(無料)→Toodledo→Taskchute2(有料)という順だったはず。
なぜなら、Toodledoを使い始める時には、私のタスク管理はある程度確立されていたからです。だからこそToodledoという高機能なデータベースシステムに溺れることなく、タスク管理を進めることができた気がしています。
Toodledoおよびタスク管理の革命"タスクシュート式"との出会いは、別記事にまとめることにします。
続き記事です。タスクシュート式との出会いはこちらから↓
GTDでは得られなかった達成感をタスクシュートで手に入れた日 - usabo's diary
おすすめ書籍です
▼Nozbeの使い方はこの1冊で十分です。GTD本を読んでいなくても本書を読みながらツールを触れば実践できます。
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▼iPad
こんな記事もあります
▼まさにNozbeを購入した、導入を検討している方はこちらの記事をどうぞ。
ゲーミフィケーション研究家usaboより
冒頭の写真:photo by luca.sartoni
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*1:
*2:2006年5月でした
*3:2015/3/5 23:05のようなその時点のという日付や時刻のことです