失敗を起点にすると次に進むことができる
課題が、理想と現実のギャップであるように、失敗も理想と現実のギャップによって生まれます。課題は現在形で、失敗は完了形であり、何らかの結果が出た状態です。
完了形だからこそ、心置きなく失敗を起点にして次に進むことができます。
その時の選択を否定しないで受け止める
usaboは昔から「全て台無し」、とか「またゼロからスタートする」という言葉が嫌いでした。それはこれまでにやってきたことややろうとしてきたことを否定しており、後悔につながるからです。
「本気出せばできた」という言葉も嫌いです。結果をたらればで汚さないでほしい。本気出す出さないは本人の自由ですが、複数人が関わる勝負ごとの場合は最低限周りへの配慮として言葉を謹んでほしいです。
もちろん取り返しがつかないことや、もう二度とチャンスがないこともあるとは思います。でも結果を受け止めて次につなげられるよう、失敗を糧にしたいと考えます。
次に進めるために大事な4つのこと
考えてばかりいても仕方ないから行動することが大事だと言われます。行動することで何らかの結果が出て、考えていたことのいくつかが正しかったか間違っていたかが明らかになります。
一人で考えてばかりいても仕方ないから会話することが大事だと言われます。これも、会話することで自分が考えていたことの正誤がわかったり、関係者の考えや意見にもとづいて次を考えることができるようになります。
絵や文章として紙に書き出すことが大事だと言われます。これも、頭の中で堂々巡りするのを防ぐことができます。書き出すことで、その中のどれは明らかに誤りであることに気づき、除外して次を考えることができるためです。
記録することが大事だと言われます。これは、人間が忘れる生き物だからです。行動も会話も思考も、せっかく次に進んだはずだったのに、薄れてしまったり元に戻ったりします。意図して立ち戻るのならまだしも複数人の記憶があやふやであーだこうだと巡るのは非常に残念です。
終わりに
悔しさを噛みしめて次に活かすのがいいのか、憂さ晴らしや酒で洗い流すのがいいのかはわかりません。usaboの場合あまり根にもってるつもりはありませんが、憂さ晴らしするタイプでもないので、そっと噛みしめているのかなと思います。
参考記事
失敗の定義で検索して参考にさせて頂いた記事です。
エジソンとケタリングの引用が心に残りました。
「私は一度も失敗していない。
うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ。」
「成功の99パーセントは、いままでの失敗の上に築かれる」
チャールズ・ケタリング
id:igookeさんの記事も引用します。失敗だと思わなくていいものを失敗だと思い込むと想像以上に恐れや萎縮につながるということです。
ゲーミフィケーション研究家usaboより