【構想】失敗データベースに書くべき3つの項目(失敗内容と理由と改善案)
usabo:失敗データベースは成功のための重要ツールです。
成功したいと思った時、行動する前など折に触れてこれを検索し読み返すのです。
Aさん:成功データベースがあればいいじゃないか。
Bさん:成功のノウハウを凝縮したタスクリストを作って後はそれに従って実施するだけだ。
Cさん:タスクシュートがあるじゃないか。
Dさん、Eさん:そーだそーだ!
。。。
落ち着いて下さい。
成功データベースなしでいいとは言いません。磨き込んだタスクシュートやたすくまがどれほど私達の仕事や生活を整えてくれるかを私も十分理解しているつもりです。
ではノウハウが詰まったタスク予定リストになくて、失敗データベースにあるものは何でしょうか*1。
失敗データベースに書くべき3つの項目
失敗データベースに書かれるのは以下のような内容です。
- 失敗内容(行動と結果) xxをした/しなかった から、xxになった
- 理由 根本にはxxのような理由がある
- 改善案 だからxxをすれば/しなければ いいはずだ
失敗データベースを読み返すことの効用
これを読み返すと、何をすれば失敗するのか、失敗するとどうなるのか、どうして失敗になるのかをありありと思い出す/描くことができます。
自身の経験であれば苦い思いが次回成功の決意につながりますし、他人の失敗も具体的であればあるほど疑似体験できて行動の参考にすることができます。
失敗は成功の裏返しであり、成功データベースであるタスク予定リストを実行する上でのガードレールのような役目を果たしてくれます。面倒だからやらなくていいやとか、本当にやる意味あるんだろうか、とかちょっと面倒だな、と感じた時に、失敗データベースを読み返すと心が洗われて、澄み切った気持ちでタスクに戻ることができます。
不安に苛まれてタスクに集中できない時にも効きます。なぜこのタスクに取り組むのかを深く掘り下げたストーリーを再生すると、次第に気持ちが落ち着いてきて、すっきりした気持ちでタスクを再開できます。焦りや迷いを断ち切る精神安定剤なのです。
終わりに
失敗データベースの必要性について共感いただけたでしょうか。共感いただけたとすると、次は自分が失敗データベースを持っているかどうか振り返ってみて下さい。タスクシュートにちゃんと評価つけてるかとか実施コメントに原因や反省、改善アクションを書いているか。日次レビューや週次レビューをEvernoteに書きためていて、そこに3点セットが書かれているか。
ないなと感じた皆さんはぜひ私と一緒に失敗データベースの構築を始めることをお勧めします。テーブル定義とかフォーマットとかこだわらなくていいです。失敗理由と原因と改善案の3項目をとにかく貯めていくことです。
ゲーミフィケーション研究家usaboより
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*1:タスクシュートの場合、実行後のコメント、評価が失敗データベースでもあります