うさぼうの人生ダッシュボード化計画

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出来具合を何段階で評価するか

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photo by Curtis Gregory Perry

人生ダッシュボード化計画のうさぼう(@usabo_tweet)です。

 

先日作成した健全度ヒートマップでは、それぞれの質問項目に対して「できている」か「できていない」の2択で回答しました。できていたら1点、できていなければ0点で点数をつけました。

 

この評価を何択にするかは結構奥深い話題です。

私がこれまで目にしてきたものをご紹介します。

 

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2択(Good or Bad)

最もシンプルかつ強力な評価です。白黒はっきりつけて、悪いものには改善策を、いいものには継続させる秘訣を考えて活かしていきます。たすくまの評価「タスクはいかがでしたか?」はまさにこれです。大事なのは結果ではなく理由やアクションです。

 

3択(青、黄、赤)

おそらく一番ポピュラーかもしれません。よい、ふつう、がんばろうという評価は小学生低学年の通知表でも目にする形態です。

同じ3択でも信号機の色に例えた評価もよく見かけます。これは順調であれば青、大いに問題があれば赤、赤ほどではないが注意しないといけないアラートを黄で表現しています。数多くの項目から異常値を検知するのに適しています。

 

4択(すごくいい、いい、あまりよくない、よくない)

4択にすることもあります。特に日本人に3択を迫ると真ん中の回答が多くなり過ぎて結局どっちなのかわかりにくいからです。かといって2択は極端。そんな時に4段階で評価するのが効果的です。

4択には2×2のマトリックス評価もあります。7つの習慣における重要度×緊急度の4段階評価もそうですし、アンゾフの市場×商品やPPMの成長度×シェアもそうです。単にいい悪いではなく2種類の要素で評価する時にも使うことができます。

 

5択(初期、管理、定義、定量的、最適化)

3択の次に一般的かもしれません。小学生の通知表も高学年は5段階評価です。

ビジネスの世界では成熟度を5段階で評価することが多く、代表的な例としてCMMというソフトウェア開発の能力成熟度モデルがあります。他社や目標値と比較してどこが足りないかをあぶりだすのに有効です。

 

もう少し言葉を補足すると以下です。

初期:場当たり

管理:費用と予定を最低限

定義:標準化や予防意識が芽生える

定量的:定量的に評価でき、予測ができるようになる

最適化:目標を達成しつつ自律的な改善も行う

 

さらに多く、例えば7段階

もうこれ以上は、あまり目にしません。ゲームのレベルデザインとか、例えばIngressのL1~8あたりは戦い方も変わったりと、段階が設計されているように感じます。

 

以下の例は、成長モデルが7つのレベルに設定されています。私は第2領域を増やそうと一生懸命になっているのでレベル4ということです。

philo-hacks.com

 

終わりに

上記に基づき、健全度ヒートマップについては、個々の項目については白黒はっきりつけつつ、階層ごとには3段階の色をつける、という2段階アプローチにしてみました。直観的にそうしたのですが、なかなかしっくりきています。

 

必要以上に細かくすると、基準自体のメンテナンスや回答時に一貫性を保つのが大変になり本末転倒になることもあるので注意が必要です。

 

タスクのレビューでも、仕事でアンケート作成する時でも、用途に合わせて何段階で評価するかを意識してみてはいかがでしょうか。

 

うさぼう(@usabo_tweet)でした。

 

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