ダッシュボードツールを探す旅に出ています。今日は渋谷のシーグ株式会社のEegraph(イーグラフ)を試してみました。オフィスは渋谷の宮益坂をのぼって青山通りに出るところにあります。いいところです。
イーグラフとは
「美しいグラフが簡単に作成できる」が売りのグラフ作成サービスです。わずか3ステップで美しいグラフが作成できるとのライフハッカーの記事の通り、たしかにさくっと作ることができます。
まずは作ってみよう
タイトルを入力します。
続いてデータを入力します。
時系列に歩数とIngressのAPを入力します。
作りたいグラフに対してどういう入力をすればいいのかわからない人のために、サンプルデータが用意されています。今回であれば線グラフで比較したいので、クリックすると、別ページで表のサンプルが開きます。縦軸に時間(グラフの縦)を、横軸に比較対象(線の種類)を並べればいいようです。
なんともう最終ステップです。
見たいグラフの種類とイメージを選びます。わりとどれも見栄えがいいので結果が楽しみです。
私の場合は、線グラフを選びます。
できました!健康管理ダッシュボード。しかしながら、双方のデータに差があり過ぎてこれでは変化が全く見えません。
なのでStep2のデータを変更に戻って、相対値がわかればいいので、APの値を10000前後になるように200で割ってみます。
APのほうはいまいちですが歩数は日々の変化が見えるようになったのでいったんこれでよしとします。
グラフを作成すると、グラフ一覧のほうで見られるようになります。Freeプランでは、月5グラフまで作ることができます。
Freeプランでは共有URLの公開や外部サイトへの埋め込みができません。クレジット表示ってのは何でしょう、右下のEegraphってのが表示されるってことでしょうか。
イーグラフを使ってみての感想
さすがはお手軽グラフ作成ツールですし、美しいです。ちょっとした習慣化や推移を見てみたい指標のグラフ化にはお勧めです。
データの入力には、csv(カンマ区切り)やtsv(タブ区切り)のファイルをアップロードすることもできます。
さらにいくつかのグラフをグラフ一覧のページでダッシュボード的に眺めることもできますね。好きなように並べかえることはできないのが残念ですが、タグや検索キーワードで、関連するグラフだけ表示することもできます。
終わりに なぜIngressのAPか
健康管理ダッシュボードでなぜIngressのAPが出てくるかは、Ingressをご存じの方も意味不明でしょう。Ingressについては坂根@司法書士ブロガー(@sakane0958)さん記事をご参照ください。
で、なぜIngressの獲得ポイントであるAPを指標にしようとするかというと、歩数を獲得するための動機になるからです。
1日10000歩歩く → 健康になる
という図式が成り立つとして、じゃあどうやって10000歩を達成するかを考えた時に、階段を使うようにする、とか、1駅前で降りて歩くようにする、とかじゃ物足りないんですよね。
もちろんやってます。Fitbitが10000歩でぶるぶる震えて褒めてくれますし、友達ランキングもリアルタイムに変動します。履歴を見ると目標達成した日には☆しるしがつくので達成しない日を作りたくない、という意識も働きます。
これがさらに、Ingressの目的とつながったら面白いだろうな、と思っています。活動する場所によっては歩数のわりにAPを稼げないこともありますので、歩数を確保しつついかにAPを稼ぐかを考えるようになるともう10000歩なんて目じゃなくなるでしょう。
そうすると、1歩あたりで稼いだAPなんてのも指標として見てみたくなります。
ちょっと例が私的過ぎたでしょうか。ダッシュボードにおいて指標をどう設定するかは自由度も高くて非常に面白いものなので、ユニークな指標を考えてみてほしいです。そして、うさぼう (@usabo_tweet) までこんなの作ったよ、と教えていただけると本当に嬉しいです。
次回は京都のはてなさんを訪れてはてなグラフを使ってみる予定です。京都も盆地なので今は暑いでしょうね。
*1:会員登録、ログインは事前に済ませてあります