うさぼう(@usabo_tweet)です。
7日後の8月8日(土)はソーシャルブックリーディングです。楽しみにしていたわりに、ちょうどその時間都合が悪くて後からまとめ読みになりそうなのが残念。ちきりんさんがどんな思考の棚(問い)を用意してディスカッション解体ショーを行うのか。やっぱり楽しみです。スポーツでも芸術でもプロの演技を見たときに感じる爽快感。それが限られた時間でタイムラインに繰り広げられるのが、Social Book Reading with Chikirin (SBR w/C)の醍醐味です。
今の私の昭和史関連リーディング
なんとなく昭和史を読んじゃった私*1は、別の視点で書かれたものを読みたくなり、孫娘から質問をうけて答えるおじいちゃんの本を読んでいます。
おじいちゃん戦争のことを教えて―孫娘からの質問状 (小学館文庫)
- 作者: 中條高徳
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2002/08
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 115回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
この本、孫娘もおじいちゃんも立派すぎてちょっと笑えます。ニューヨークの高校に通う孫娘が歴史の授業の課題で、おじいちゃんに戦争の見方や体験について聞くことになります。そこで作成した質問状に、おじいちゃんが答えるというものです。質問が16個もあって、生まれたことの日本の様子から戦争の是非までおじいちゃんの考えがじっくりと語られていきます(ちょうど今半分くらいまで読んでます)。
課題図書*2では、半藤さんの語り口調がいくらわかりやすくてもどうしても登場人物は天皇、軍の指揮者など戦争を運営(言葉が適切かわかりませんが)していた側の視点になります。このおじいちゃん本では、まさに軍人を志した学生の目線で当時の日本や教育について語られています。
日清戦争、日露戦争で大国に勝利したことの意義、植民地にならず富国強兵を貫いてきたことの意味、軍人を志すという価値観、お上のために、お国のためにという価値観。
いい大学を出て官僚や大企業を目指す価値観と同様に当時は、軍や国益というのが当たり前の価値観だったのでしょう。
歴史に関する無関心は個人の自由ではあるものの、度を超すと外国人との相互理解にも支障を来たしてしまうなと感じました。戦前戦後の日本はどういう国で何をしてきたのか。
難しいと感じたらその本以外の手段も使いつつ、例えばテレビの特集とか、ちょっとした記事とか学生向けの参考書とか、考えてみてはいかがでしょうか。
今後の昭和史ダッシュボードの予定
私はあと2冊買っちゃった本があるので、あと2か月くらいかけてのんびりと昭和史について読み考えてみようと思っています。
もし興味のある方がいらっしゃいましたら、ソーシャりましょう。もしそんな方が現れた日には、今は史実しか書いてないWorkflowyの年表を共有します。書き込みあえればこの上ありません。
定期購読のお願い
最後まで読んで頂きありがとうございました。よければシェアお願いします。
また、定期購読も心待ちにしています。うさぼう(@usabo_tweet)はFeedly読者の皆さんを特に意識して記事を書いています。
*1:
*2: