- 作者: 岡田斗司夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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うさぼう(@usabo_tweet)です。今日はつらいことがありました。つらくてつらくて頭痛がしてしまうくらいいやなことです。家族の顔を見て、風呂に入っていくぶんましにはなったものの、それでも余韻が残っています。
こういう時に決まって読み直す本があります。
岡田斗司夫さんのスマートノートです。鉄鋼王アンドリュー・カーネギーが、多くの悩みを抱えてノイローゼのようになり、自殺まで考えていました。
もうダメだ、限界だ、とカーネギーは思いました。
遺書を書いて自殺しよう。
死にたいぐらい悩んでいるんだから、さぞかし自分には深い悩みが多いんだろう。いったいいくつぐらいあるんだ?
わかんなくなっちゃったカーネギーは、黄色い便せんと鉛筆を持ち出し、思いつく問題や悩みをすべて書き出したそうです。
ひょっとしたら1000個ぐらいあるんじゃないか?
ところが、箇条書きにしてみると、60個ぐらい書いたところで、鉛筆がピタリと止まったそうです。
その後、悩みを書いた便せんを、問題ごとにちぎってカードみたいにし、それを仕分けし始めました。
「明日できること」
「来週以降に着手できること」
「来月でも間に合うもの」
「解決できないこと」
4つ目の山はそのままくず箱に入れてしまい、残った3つの山を机の引き出しにしまい、そのまま奥さんと夕食へ出かけたそうです。
もうすっかり、拳銃や自殺のことなど忘れて。
大量に引用してしまいましたが、このコラム「悩みのジャグリングをやめる」を読むと何だか自分の悩みも軽くなるから不思議です。
先日紹介したハイブリッド読書術でも、読書は最適な思考力育成環境だと書かれています。読書以外の行為で、自分の頭で考える機会があるなら、読書をしなくても思考力は身に着くとあります。
例として、じっくり対話してくれる先輩や、高度な集中力を要する仕事があがっていますが、スマートノートで言う「ノートを相手に考え続けること」もその一つと言えるでしょう。
悩みを書き綴ってやろうかとやけになっていましたが、引用多めでこの記事を書いていたら気持ちが楽になりました。
皆さんも気持ちを落ち着けたり、発想力、表現力、論理力を身に着けたければぜひこの本を読んでスマートノート、試してみてください。
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