うさぼう(@usabo_tweet)です。
去年から、1年の振り返りもかねて年末に本棚を整理することにしています。
▼去年の本棚整理の記事
私の家の本棚は机、収納、寝室などに分かれています。場所が足りないので、奥側の本は背表紙を見ることができません。
去年は、時々見返したい本を表に出すように並べ替えました。そして、奥に隠れる本を写真に撮り、Evernoteで参照できるようにしました。これはこれで一定の効果がありました。
今年はもう一段踏み込んだ整理が必要でした。
スペース確保に向けた本棚の整理方針
課題は、スペース不足です。
家から本を減らすには、以下のような方法が考えられます。
1.~3.は所有していた本を手放すことになります。なるべく読みたい人の手に渡したいのですが、3は欲しい人とマッチングして1冊ずつ送るのが手間です。1.のブックオフを採用しました。
4.~6. は自宅から本がなくなるものの、必要に応じて取りに行くことができます。これまでは段ボールに詰めて写真を撮って実家に送っていました。再度必要になり送 り返してもらった本もいくつかあります。ただ定期的に見返すことのない本は記憶の引き出しから取り出す機会も減っていきます。なので5.と6.はなるべく 避けることにしました。
新しいのが4.の電子化です。先日10冊ブックスキャンで電子化を試してみました。色がうまく出ないといった課題は あるようですが、私が試してみた10冊をぱらぱらっと見た感じでは特に問題なく読めました。本文を検索できるオプション(OCRオプション)もあるので、 仕事で探し物をするにはむしろ便利です。
まとめると、今回の整理の方針は以下のようになります。
- 不要な本は売る
- 必要だが電子化しても使えるものは電子化する
最初は途方に暮れた仕分け作業
意気揚々と本棚を眺め始めました。おーこんな本あったなあ、これ読んでないなあ、と楽しい作業。でも、売っていい本も電子化していい本も一向に出てきませんでした。
候補は出せるのですがいざ手放すとなると、踏み切れませんでした。
しばらく続けているうちに、これらの本をもう一度読んだり、使ったりする機会があるのかを考えてみようと思い立ちました。
買ったけど一切読まなかった本。 積読以前です。積んだことさえ忘れていたもの。これはもう迷わず売ることに決めました。ページをめくると興味が湧いてきたりするのですが、買ってから今日 までの間一切読まず、その存在すら忘れて過ごしてきたことを忘れてはなりません。百歩譲って、一度は読もうとしたということで本のタイトルがリストになっ ていれば十分です。
このルールを決めてから本棚を眺めると、少しずつ売る本が増えてきました。
他にも売っていい本が見つかりました。一度は読んだものの、時間が経って不要になった本です。例えば「WiFi入門…」。なじみがなかった頃に、そもそも何なのか、どういうサービスがあるのかを参考にしました。WiFiが普及した今となっては改めて読みかえすことはないでしょう。
続いて、電子化していい本の見極めです。
私 は、仕事で新しいプロジェクトに参画する時、関連する書籍を大量購入して一気読みすることがあります。こうした書籍は頻度こそ低いものの、また使う機会が ないとは限りません。再度使う時には、それは紙のまま手元にあるにこしたことはありませんが、一度でもざっと見ておくと、電子データでも案外思い出せます。
何より便利なのは、再度必要になった時にそれぞれを探し当てて一か所に集める手間が省けることです。非常に効率的です。キーワードで検索できるのも便利です。
電子化のデメリットとして、あまり目を通してない書籍を最初から電子データで読むと全体像をつかみにくく、頭に入りにくくなります。これは個人的に難しい本や長い本は紙で読みたいタイプだからかもしれません。
こうして、売る本29冊と電子化する本200冊を選びだすことができました。
今回仕分けがうまくいったコツは2つあります。
- まずは眺めてどんな本があるかを思い起こしたこと
- ある程度種類が見えた段階でマイルールを決めたこと
結構いろいろなことに応用できそうなやり方です。
終わりに
いかがでしたでしょうか。私にとっては、紙で読むほうが明らかに理解が進む時がありますし、並べておくことでいろいろなアイデアが湧いてくることもあります。売ったり電子化することが100%正解にはならないところが本棚整理の難しく、また面白いところです。
実は整理の最中に面白い副産物ができたのですが、それはまた別のところで。
こんな本も読んでいます
本の片付けとは直接関係ありませんが、面白いです。せっかく減らしたスペースをあっという間に埋めてしまいそうなリスト付きです。
あまり本棚については触れられてなかった気がしますが(注目してなかっただけかも)、読書についてはこちらの本も面白いです。
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