うさぼう(@usabo_tweet)です。
以下の記事に続く、妄想の感想第三弾です。
妄想の感想3
「ギターを分解してみよう」とおもむろにドライバーを取りだしピックアップを外しはじめた"らした"ペイジ。
「楽譜なんて読めなくていい。思いついたフレーズは全部こいつが拾ってくれるんだ」
いつもツイッターの窓なんだ。140文字以内で書く必要があるからクリエイティブになれる。
見知ったことは、だいたい忘れていく
思いついたことも、だいたい忘れていく
「全部聞き直すなんてナンセンス。断片を取っておくんだ」
「断片さえ取っておけば、ほら」
おもむろに別のレス・ポールを抱えた"らした"ペイジは、どこかで聞きおぼえのあるフレーズを奏で始めた。
Pieceって知ってるかい?
どのようなPieceも、一行書き、また一行書いてを繰り返して完成する
( ˘ .˘ )~♪
(聴衆の声)ジェフ・Tak.さんのパクりじゃないの?
よく聞くと、聞き慣れないフレーズが少しだけ混じっている。
( ˘ .˘ )~♪( ˘ .˘ )~♪( ˘ .˘ )~♪( ˘ .˘ )~♪( ˘ .˘ )~♪
「全部同じだったら、つまらないだろう?」
それはそれでリズミカルで聴きごたえのあるグルーヴだが、ペイジは大作の第三楽章終わりをこう締めくくる。
「創発とは、部分の性質の単純な総和にとどまらない特性が、全体として現れること。」
そこで付与されるもの=創造される価値
Say!
価値を生む力=考える力=断片を扱う力
これだけの組曲をキャッチーなワンフレーズで包み込むのが彼の真骨頂。それにしても同じ15分とは思えない情報量*1。
オーディエンスが興奮の渦に飲み込まれているうちに、ペイジはステージからいなくなっていた。
最後は、知的生産界のエリック・クラプトン、堀"エドワード"正岳さん(続く)
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*1:ほんとうに15分だったかは不明