うさぼうの人生ダッシュボード化計画

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はじめに どうしてプロジェクト管理は嫌われるのか

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うさぼう(@usabo_tweet)です。

ねえパパ、本って書いてるの?

考えてはいるんだけどねえ

少しずつ書いていくといいよ

そうだね!

はじめに どうしてプロジェクト管理は嫌われるのか?

仕事でプロジェクト管理をやってくれと言われたらどう感じますか?あるいは今まで自分のペースで進めていたプロジェクトに新しい管理者が現れたら。プロジェクト管理をやりたいという人は多数派ではないでしょうし、管理されるのもいい気持ちはしないかもしれません。

 

管理はそれだけでは何も前に進まない

管理ではなくて自身のプロジェクトタスクを手伝ってくれるという人が現れるなら、印象は変わります。手一杯だったタスクがもう少し余裕を持って進められるかもしれない。本当はやっておきたかったチェックとか、次フェーズの準備とかに時間を使える。

 

一方で、管理者が来る場合はどうでしょうか。まずはプロジェクトの全体像とか状況を説明しなければ。その後新しいスケジュールや進捗報告のルールを確認していくことになるだろう。チェックの基準が甘いとか、次フェーズの準備に着手したほうがいいタイミングとか、わかってるよ。あなたと費やす時間の分だけやれてたことがやれなくなる。

 

プロジェクト管理は悪いものではありません。しかし、それ自体はプロジェクトタスクを1ミリも前に進めません。進んだ距離で評価される(と感じている)チームリーダーやメンバーにとっては、頼りになるどころか、疫病神のような存在と言っても過言ではないのかもしれません。

「1日何メートル進むか」よりも、「予定日に完了しそうか」を意識するプロジェクト管理者

プロジェクト管理者が現れるということは、誰かが管理を依頼しているということです。プロジェクトの総責任者や費用を負担しているスポンサーです。プロジェクトマネージャーが既にいるのに増員することもありますし、小規模なので管理者を置くほどではなかったのに新たに設置される場合もあります。

 

プロジェクトに経営資源を投入する人たちはプロジェクトが成功することを強く望んでいます。プロジェクトの成果に多大な期待をしており、早くその成果を享受したいと考えています。予定日が早まる、コストが予算を下回る、予定より大きな成果が生まれるのは大歓迎です。

 

そのため、メンバーが1日にどれくらい進捗したかやメンバーがどれくらい残業したかというのは間接的な情報になってしまうのです。メンバーを駒としか扱わない、とかそういうわけではありません。あくまで自身が意思決定や行動する時の直接的な情報にならないということを意味します。

 

オーナーが心待ちにする成果をいかにして実現させるか頭を悩ませ、働きかけを行うのがプロジェクト管理なのです。

 

終わりに

次回はプロジェクト管理とは何なのか、PMBOKという方法論をもとにひもといていきます。