うさぼうの人生ダッシュボード化計画

仕事や家族との生活、読書や体験から考えたことを書き綴り、人生をゲームのように楽しむヒントを発信中

日記: 好きは仕事になるか?

うさぼうです。

 

コロナウイルスの影響で会社がリモートワークを推奨していますが、対面のほうが進めやすいものも多いので出社しています。

 

今関心があるのは、職位(平社員、副主任、主任、係長、課長みたいな)による視点の差。

 

ウェルスダイナミクスでは会社内のこの序列はスペクトルでもインパクトメーターでも表現しづらく、新しいタレントダイナミクスでこのあたりカバーされてるといいなと期待しています。

 

好きなことを仕事にするか、仕事と割り切るかというテーマがあります。

 

正解はないテーマですが、ウェルスフィットネスの内的価値という枠組みを使うと整理しやすいです。

 

内的価値というのは人が備える価値で、以下の6つの要素に分けられます。

  • 情熱
  • 才能
  • 知識
  • 人脈
  • 人格
  • 目的

好きなことは情熱に位置づけられます。これはお金になるかとか世のためになるかということは関係ありません。そういうのに関係なくやり続けられる、やり続けたいもの、まさに好きなことです。

 

仕事にする上で好きなことと比較されるのが、得意なことです。これは内的価値で言うと、才能、あるいは知識になります。得意の中でもお金や時間を使って身につけた専門的な知識は知識ですし、性格や能力などで苦もなく人より秀でられるものが才能です。

 

好きが仕事にならない、あるいは好きを仕事にしたくないと考える理由は、たとえばお金にならないですとか、世のためにならないからというのがあるかと思います。しかし、好きは好きそのものであって、お金になるかや世のためになるかによってその価値を測られるものではないのです。

 

この内的価値の枠組みでは、好きとは別のものとしての得意であったり、世のためになりたい目的なあります。自分の中の才能や目的、あるいは知識に目を向けて、情熱から始まる一本の川のように流すことが、このウェルスフィットネスを行うことで可能になります。

 

こうして6つの内的価値が相互に連携して価値として他人にも感じられるようになると、今度はそれを他人が欲する形で届ける段階になります。

 

ウェルスダイナミクスは、好きを仕事にしろとは言っていません。しかし、どんなに市場で売れる知識や才能を持っていても、それに対して自分が情熱を注げなければ仕事として楽しく打ち込むことができるでしょうか?

 

得意なことや売れることが起点でも、長く仕事として楽しんだり価値を届け続けようとすると、関連する情熱に目を向けることが必要になります。

 

好きなことを起点にしても、それに関連する才能や知識、目的に目を向けることが必要になります。

 

個人的な結論としては、好きは仕事になりえます。好きを仕事にしたくて方法を模索している方があれば、内的価値の整理、検討してみてはいかがでしょうか。