木曜日です。
今週、今月もあと2営業日。
昨日のスター時間は360分=6時間
障害管理表メンテナンス
今日は、システム開発のテストで用いる障害管理表のメンテナンスをゲーミフィケーションフレームワークで表現してみます。障害管理表とは、テスト実施時に検出した障害(プログラムや設計仕様の不備)を一覧管理するものです。起票とクローズが数で見えるところが品質向上の見える化につながり達成感が生まれます。
ゲーミフィケーションフレームワーク
・プレイヤーの分類
テスト担当者とテスト推進
・目的・ゲームコンセプト
起票された障害のクローズに向けて必要な管理情報の精度を満たす
・目標
チェックポイントで完了予定が未記入もしくは過去日の障害をゼロにする
・可視化とフィードバック
可視化:対象の障害件数をチーム別、担当者別に集計しメールで周知する
フィードバック:遅延、計画不備などのメールフィードバック
演出効果:定期的な周知により件数減ったことの達成感と競争意識
効果を上げるために
管理表のシステム化で入力精度の向上や管理工数の削減が見込めます。大がかりなシステムを使わずExcelのブック共有をするとしても、必須入力やプルダウン選択などを使うとよいです。ただし障害事象の適切な記載、チーム間の連携については推進者のサポートが有用です、ルール化しづらかったり最初に決めた通りにならず実情に合わせた標準化やチーム間の連携が必要になるためです。
どんなシステムもデータ精度・鮮度を保つためのメンテナンスを怠ってはならないですね。
(2014/7/21)見出しを修正しました