100日チャレンジ7日目です。
(「100日チャレンジ」CIOにゲーミフィケーションを - usabo's diary)
お客様をワクワク(熱狂)させる仕組み
CIOにゲーミフィケーションを伝えたくて始めたこの100日チャレンジも7日目になりました。今日はお客様をワクワク(熱狂)させる仕組みについてです。
今のお客様は三種の神器(テレビ・洗濯機・冷蔵庫)が欲しいのではなくその商品・サービスを買うことで得られるワクワクを買っています。
共感
「あっ、これは自分のためのものだ」「使っていて心地がいいものだ」と思えることです。また背景にある誕生のきっかけや開発者が乗り越えてきた苦労、サービス提供者の理念や歴史といった目に見えないものも重要になります。
遊び心
あっと思わせる意外性、お客様の予想を上まわる工夫です。「かゆいところまで手が届く」「重箱の隅をつつくような」「神は細部に宿る」ような提供側のサービスや商品は
物語
その商品やサービスからお客様がイメージする流れです。その商品やサービスが利用者の手に届くまで、手に届き使っていく中で利用者が得られるメリットや未来の姿。こうした流れを理解すると利用者はサービスに対しての感情を高めることができ特別な愛着につながります。
CIOはワクワクしているか
CIOがワクワクしてくれることが私の100日後のゴールです。
ゲーミフィケーションを使えばやりたいことができそうだ、何かできるかもしれない、そう感じていることと思います。今はピンとこない方もぜひ続けて読んで頂けると嬉しいです。
そもそもCIOが読んでくれているのかという話もありますが。知り合いにCIOがいらっしゃる方はどうかご紹介下さい。
CIOって何?という方はChief Information Officer(最高情報責任者)のことです。会社の社長はCEOですが、CEOの側近として経営戦略に沿った情報戦略やIT投資計画の策定などに責任を持っています。
CIO配下メンバーはワクワクしているか
CIOの方々に問います。配下の皆さんはワクワクしているでしょうか。戦略やビジョンを見聞きしてワクワクしているでしょうか。
自身が設計構築している、もしくは運用しているシステムでワクワクしているでしょうか。遊び心を持って日々の仕事をできているでしょうか。
配下の人々の物語に目を向けているでしょうか。どうしてこんなに時間やコストがかかるんだと悩む一方で、ユーザにこの機能は使えると言ってもらって喜びを隠しきれない時、長かった結合テストがようやく終了し次フェーズに入ろうとしている一時の休息、稼働後の本番障害対応を終えて今晩は眠れそうだと帰路についている時など、メンバーには数えきれないほどの物語に気づいているでしょうか。
ユーザはワクワクしているか
CIOにとってのお客様はCIOが抱えるシステムを利用するユーザです。ユーザはワクワクしているでしょうか。これは自分たちのためのシステムだ、と思わせてくれたり、要望がタイムリーに反映されたり、つくっている側の遊び心やこだわりや物語が見えることときっとユーザもワクワクするでしょう。外販しているシステムならまだしも社内のシステムであれば同じ社内の仲間が企画し構築しているわけですから、ぜひ顔の見える伝え方でユーザにワクワクしてもらいたいところです。