100日チャレンジ20日目です。
(「100日チャレンジ」CIOにゲーミフィケーションを - usabo's diary)
記事の放出タイミング
19日目の更新から6日経ちました。その間は電車の中でKindleでCIOハンドブックを読んでいました。アウトプットがない間には何もしていない時とインプットしている時があります。インプットからアウトプットにつながるまでの吐き出しタイミングをコントロールせずに初期段階や中間、ごくまれに気合いの入った段階で放出するのが悪い癖だと思っています。読みやすさという品質を保てていないのでは、という反省をしています。
スマホでブログを完成させられない
いつの頃からかパソコンでものを書いている時が一番よく考えられるようになりました。手書きでアイデアを書いているのと同じくらいです。スマホがうまく使いこなせていないのでしょう。メール、Web、SNSと移動中に相当量のインプットを行っているのでそういう意味では慣れているものの、せっかくのインプットを元に思考の断片をアウトプットにつなげられていないようでもったいないと感じています。
ITアーキテクチャモデル
先週は自身の予備知識がないことを書きつけたのみでした。しかしながら5つのモデルは1つ1つ読んでいくと至極当たり前というか普通のものでした。CIOはIT戦略に基づいてこうしたモデルのどれをどのように採用するのかを方針や方向性として打ち出すことが大切なのだと理解しました。ビジネスモデルと整合したITアーキテクチャモデルを明示することがCIOの役目です。
描いて配って浸透させる
IT戦略やITアーキテクチャモデルを打ち出すことは大切です。そしてそれを個別の方針書や実行計画のレビューの際にも参照し必要に応じて見直しをかけることも大切です。レビューに感覚や正論で臨むのではなく自身の役割を実現するためのアウトプットで対決するべきだと思います。そうすることで打ち出した戦略やモデルは最前線のスタッフにまで浸透していきます。また自身の部下が同様に個別の方針書や計画を元に実施状況のレビューを行っているかチェックすることも大切です。
トレーサビリティを保つITアーキテクト
ITアーキテクトの役目はトレーサビリティを保つことだと先輩が言っていました。必ずしも100%実現できない場合や個別の事情が出てきた時になぜこの決定をしたのかを追跡できるようにしておくことが大切なのだと理解しました。要求からソースコードまで追跡可能な状態にし、アーキテクチャを実現する大変重要な役割です。
ゲーミフィケーションとつなげる意味
こうしたトレーサビリティをアーキテクトが警察のように取り締まりながら実現していくやり方もある一方で、まるでゲームのように楽しみながら実現していくところにゲーミフィケーションとつなげる意味があります。これまでの私の記事ではCIOから前線へ浸透させるために適用できるものが多くなっていますがCIO自身が戦略やモデルを打ち出すところに適用できるものもあるはずです。
最終アウトプットに至るプロセスの共有
実は冒頭の自省とつながってきます。最終アウトプットだけが全てなのかと。もちろん混乱を招いてはならないので業務では正式な文書として発行したものと途中過程を区別は必要ですが、途中過程も含めて共有することで最終アウトプットへの理解も深まる面もあるのではないでしょうか。「要は・・」「結論は・・」とシンプルに凝縮するのはいいのですが結局多くの人が動く時にコンテキストも大事になってくるかなと。日本人とか私個人の特性かもしれませんが。
おわりに
ということで100日チャレンジも20日を終えてこの先どうしようかと考えています。このような雑な記事群をまさか本当にCIOの方々が読んで下さっているとは思っていないのですがなんとか軌道修正して最後には参考にして頂けるような内容にしたいところです。
あと6つ章が残っています。
ITアーキテクチャ標準
「超上流工程」の進め方
ITアーキテクチャを構成する技術要素
グローバル展開を支えるIT
IT活用による競争力強化
IT活用によるイノベーションの実現
これらを使いつつこれまでの章についても改めて本来の目的につなげるには。。
CIOのお役に立ちたい私としてどういうテーマに話が及んだ際にもその場合の本質は何で、それを解決するための手段を提案できれば。
まだ80日残っているのでこの先どうなるか楽しみです。
ちなみに35日で20日分です。
このペースだと来年の1/12の見通し。
もう少しペース上げれば年内にも100日を達成できる。
頑張りまーす。