うさぼうの人生ダッシュボード化計画

仕事や家族との生活、読書や体験から考えたことを書き綴り、人生をゲームのように楽しむヒントを発信中

【7歳からのタスクシュート】できるわけないよ!から4時21分に終わるまで

うさぼう(@usabo_tweet)です。

小学1年生でも見通しが立たなくて不安になることがあります。タスクシュートを使って不安を取り除き、無事にタスクを完了させることができたので共有します。

 

背景:冬休みにためこんでしまった宿題

正月明けの3連休初日のことでした。いつもはテキパキと宿題を終える息子が、不安そうな顔をしています。聞いてみると、6日分ためこんでしまったようです。

こんなにためちゃったらできるわけないよ!

じいじの家に一人で先に行ったり合宿に参加したりとイベントが集中し、いつのまにか残りが膨れ上がっていました。

 

3連休の残りを家族で旅行する予定なのに、宿題が終わらない。終わらないと旅行なんて行けないよ、という母親の声が聞こえてきたのでしょうか(そんなこと一言も言ってません)。

 

おもむろに私はパソコンでExcelを起動しました。

第一段階:全体を見渡して達成できそうな実感を得る

私:6日分ってどのページなの?

息子:えっと、これとこれと・・

 

どうやら全部で15個あります。

算数は1つ5分、国語は1つ10分ぐらいでできると言うのでまずは以下の表を作成しました。

息子:これなら3時に終わるね(嬉)

 

4タスクほど実施して、目標時間も大きくずれてなさそうです。

(ちなみに現在時刻を入力するショートカットは Ctrl+:です)

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第二段階:進んだ分の手ごたえを得る。残りも達成できそうな実感を強める

息子:ねえ、ほんとに3時に終わるかなー

パパ:あと1時間ちょっとかかるからね、4時には終わるんじゃない?

息子:あと何ページかなー(ページをぱらぱらめくりはじめる)

パパ:7ページだよ、ほら(Excelをみせる)

 

息子が解き進める間にExcelを少し改良しておきました。やることと終わったもの、残りの3つをタスク数と目標時間に分けておきました。

 

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 第三段階:計画外に発生する問題に対処。記録を忘れずに

息子:ねえパパ、1ページ忘れてた

私:お、じゃあ追加しようか(たすく6を追加)

息子:ねえ疲れた。そろそろきゅうけいしよう

--(休憩時にママに相談した後の息子、しょんぼりしている)

息子:さっきのページ、やり方間違ってたんだって・・

私:(まずは話を聞く。その後)じゃあ2-5は残りを3つに分けようか。3分ずつ全部で9分追加しようよ

息子:わかった。でもさあ、きょうおわらなかったららいしゅうたいへんなんだよ・・

私:じゃあ先に来週の予定立てておく?

息子:うん

 

  • 予定外タスクには■を付与して区別
  • いま(=NOW())とおわるよてい(=NOW()+のこりふん/60*TIMEVALUE("1:00"))を追加
    ※関数式はセル指定部分を汎用化して記載しています

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 第四段階:残りを確実にやり切って、無事完了!

懸案だった来週の予定のことも解決し、無事続きに取りかかり、最後まで終わらせることができました。嬉しそうにママに報告する息子。タスクシュートに感謝する私。

 

そんな裏側でちょっとしたバグ対応をしていました。第三ステップの「おわるよてい」がおかしかったのです。

おわるよてい=いま+(やることのじかん(ふん)-おわったじかん(ふん))

 

と計算していたのです。これだともくひょうより早く終わった分もまるごと残ってしまいます。そこで「おわった?」を =IF(かいし="","これから",IF(しゅうりょう="","とちゅう","☑"))で判定し、のこりじかん(ふん)は「これから」と「とちゅう」のもくひょう(ふん)の合計としました。簡易作成したファイルは近日公開いたします。

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7歳にも役立つタスクシュート

小学1年生も大人と同じような不安を抱えることがあります。一人でタスクを登録したり、忘れずに記録することはまだまだ難しいです。

 

また、一度計画したことに変更を加えるのは一人で行うのは大人でも大変です。ここは子供か大人かに関わらず、第三者を交えて行うほうがうまくいくことが多い気がします。

終わりに

はずみで始めたタスクシュート的な取り組みでしたが、ツイートのフィードバックから多くの気づきが得られました。こちらについては別記事で改めたいと思います。