目次
- 目次
- 本の企画を考えるアプローチ
- この本で実現したいことを決めるステップ
- 1. 読んでほしい人(想定読者)を設定する
- 2. 想定読者の望ましい姿を描く
- 3. 現状を描く
- 4. 解決すべき課題を描く
- 終わりに
- 続きのこの記事はいかがですか
- 書籍紹介
- 定期購読のお誘い
うさぼう(@usabo_tweet)です。1月に出版予定の書籍のタイトルと目次を考えました*1。次はそれぞれをブラッシュアップしていくつもりが、思いつきで書いたせいかいきなりつまづいてしまいました。
ブラッシュアップしようにもどう手をつければいいのかピンとこなくなりました。そこで、時間はかかっても王道というか問題解決におけるアプローチを順に進めることにしました。以下のような流れです。
本の企画を考えるアプローチ
- この本で実現したいことを決める (はじめに、背景)
- 読者の悩みごとを整理し解決案を出す (課題、課題への解決策)
- 解決案検証に必要な情報を整理する (解決策)
- 情報を収集しメッセージを決める (各案の比較)
- メッセージを手直しして完成させる (まとめ)
▼アウトライン作成には以下の記事を参考にしました。
プレゼン資料作成は「アウトライン」と「キーメッセージ」から/ビギナーズハック第10回 | シゴタノ!
この本で実現したいことを決めるステップ
「この本で実現したいことを決める」ためのステップは以下の通りです。
- 読んでほしい人(想定読者)を設定する
- 想定読者の望ましい姿を描く
- 現状を描く
- 解決すべき課題を描く ←今日はココまで
- 想定読者の他の解決策の分析をする
- この本で実現したいこと(解決策)を決める
今日は1~4について書いてみます。
1. 読んでほしい人(想定読者)を設定する
ちなみに仮タイトルは「タスク管理ゲーム化計画」です。人生ダッシュボード化計画を幾分コンパクトにしたものです。
人生とは、仕事もプライベートも人生のあらゆることを対象にしているのに対して、タスク管理を実践している人を対象にしています。何を対象にタスク管理するかは人によりますが、人生全般を相手にするよりはかなり絞り込めます。
続いてダッシュボード化計画ではなくゲーム化計画です。私の中ではダッシュボード化けがゲーム化の中でも面白さを感じる要素ですが、ゲーム化のほうがイメージしやすいのでこちらを採用します。ゲーム化とは何かをゲームのように扱うことです。楽しみながら取り組む、と言い換えることもできます。
私はストレスなく日々を楽しめることを望んでタスク管理に興味を持ちました。ただタスク管理は本やツールを買ってきたその日から快適さを得られるではありません。むしろ知識を得て、ツールを導入したことで悩みが増えることもあります。
そんな人にこそこの本を読んでほしいです。タスク管理を始めてみたが、しっくりきてなかったり楽しめてない人に読んでほしいと考えています。
2. 想定読者の望ましい姿を描く
タスク管理を実践することで得られる理想の一日を書いてみます。
- 目覚めスッキリ
- 今日やりたいことが頭にうかぶ
- 念のためスマホやタブレットを手に取ると今日やることリストが表示
- 気分もふまえてリストを手直し、あらためて今日をどう過ごすか決めてスッキリ
- リストやニュースをみていてアイデアが思いつきワクワクする
- タスクを順に実行していく、必要な資料はリンクですぐ飛べる
- タスクが完了したら完了マークをつけてスッキリする、気分もサクッとメモする
- 完了タスクの実績時間に基づき見通しが経ってなかったタスクの見積を更新
- 頼まれごとや思いついたタスクはinboxに入れておき、定期的に振り分ける
- 振り分けが終わってinboxがゼロになるとスッキリ
- 今日のタスクが全部終わるとスッキリ
- 今日完了したタスクの分だけカルマポイントがたまってニヤニヤ
- カルマランクアップしてニヤニヤ
- 寝る前には一日を振り返り、感想や明日やりたいことをメモする
毎日がこんなだったら、私はとっても幸せです。
3. 現状を描く
上記のような理想(あくまで私の理想ですが)を実現すべくタスク管理を導入したものの以下のような悩みが。
- タスク管理の本を読んだけど著者のようにしっかり使える気がしない
- 本に紹介されていたツールは登録したけどどんなタスクを登録したらいいのかイメージがわかない
- しばらく実践してみたけど何か疲れる、タスク管理に追われてる
- タスク管理のための時間が多くとられているのが何となくいや
4. 解決すべき課題を描く
望ましい姿を実現するためにはタスク管理の導入は必要です。しかし3.で挙げた現状は、タスク管理自体の課題ではなく、タスク管理導入がうまくいってない試行錯誤の課題です。この試行錯誤をなるべく早く終えて自分なりのタスク管理を確立し、日々の習慣として定着させることが解決の道筋になると考えます。
終わりに
せっかくタスク管理で快適な生活を目指しているのにタスク管理が足かせになってしまっている方や、試行錯誤に時間がかかっている方が、楽しみながらタスクをさばいて日々を過ごせるようになる本になればと思っています。一番の読者は私なのですが。
明日は想定読者が現状は、どういう解決策を試みているかを想像していきます。そこにこの本の存在意義が見出せることを信じて。
続きのこの記事はいかがですか
書籍紹介
アウトライン作成のところで紹介した記事は、『新時代のワークスタイル クラウド「超」活用術』、CHAPTER5の38節 iPhone&クラウドドキュメンテーション術 にも詳しい解説があります。
- 作者: 北真也
- 出版社/メーカー: シーアンドアール研究所
- 発売日: 2011/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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定期購読のお誘い
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また、定期購読も心待ちにしています。うさぼう(@usabo_tweet)でした。
*1:ちなみにタイトルはタスク管理ゲーム化計画です。目次は適当なのでいったん割愛