うさぼう(@usabo_tweet)です。100日チャレンジ2日目です。
(「100日チャレンジ」CIOにゲーミフィケーションを - usabo's diary)
IT戦略は最前線まで浸透しているか
IT戦略・ガバナンスのうちIT戦略について書きます。
IT戦略は最小コストで最大の価値を出すことが目的です。
それを実現するための方針を記述します。
戦略はいくら正確でも難しすぎると理解されません。
欲張って凝縮し過ぎると焦点がぼやけてしまいます。
立案するのはトップや一部のコアメンバかもしれませんが
実行するのは最前線の新人や一体となって実行している協力会社の方々です。
その戦略は彼らに目から耳から伝わっているでしょうか*1。
そして心に刻まれているでしょうか。
IT戦略の可視化を実現する7つのステップ
「仕事のゲーム化」でやる気モードに変える 経営に活かすゲーミフィケーションの考え方と実践事例では、可視化経営を実現する7つのステップを提唱しています。
<戦略を可視化するステップ>
1 経営理念・使命を再認識し、顧客への提供価値を考える
2 20年後の将来ビジョンを描く
3 ビジョンマップ・戦略マップ・戦術マップを描く
<マネジメントを可視化するステップ>
4 スコアカードを作成する
5 アクションプランを決める
<現場情報を可視化するステップ>
6 日々の活動情報が吸い上げられるシステムをつくる
7 経営のコクピットを完成させる
これらを「参加者が自由に意見交換し、共同作業を行いながら自社の未来を創造する場」と位置付けて進めていくのがよいと書かれています。企業はこれまでも企業理念を社歌や社訓に凝縮し毎朝流したり唱和したりしてきました。歌の力や毎日繰り返し唱えることの効果を否定はしませんが、古くなったり規模が大きくなり過ぎた時に当初の目的を果たせなくなっていることは少なくありません。
ゲームがこれらを代替する万能薬とまで言うと大袈裟ですが、トップから最前線のメンバーまで皆が自分たちで戦略を創り上げ、達成するために日々を過ごしていると感じられるのに、ゲームは大いに役立つことでしょう。
冒頭の写真:photo by Development Works Photos
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*1:口頭だけでも、資料だけでも不十分です。会議で伝えて、資料で繰り返し目にして少しずつ浸透していくものです