日銀総裁に黒田東彦氏が就任してまもなく2年となり、15年越しのデフレ脱却がどこまで進んだか論争が活発だ。経済全体は持ち直しの動きがあるものの、原油安で消費者物価は上昇率が鈍っている。だが、賃金や投資、輸出価格などを含めた様々な物価関連の統計をみると、改善している指標も少なくない。
何となく100円ショップに行く回数が減ったり外食の値段も上がったりと地味なところで脱デフレを感じています。あ、日経平均上がってるのが一番かもしれませんが。
- CPI(消費者物価指数) 2%目標に対して、1月は0.2%まで鈍化
- GDPデフレーター*1 10~12月は前年同期比2.4%上昇し、増税の影響を除いても1.0%程度上昇
- 需給ギャップ 14年10~12月時点でマイナス2.2%と、需要が約11兆円不足
- 単位労働コスト 昨年10~12月期まで3四半期連続のプラス
100日チャレンジ4日目でした。
ゲーミフィケーション研究家usaboより
*1:消費に加え設備投資や輸出入など幅広い価格の動きを示す