俗っぽいITソリューション
私は新卒でコンサルティング会社に入社し、ITを梃子(てこ)に企業を変革し、より良い未来にできたらいいなと思いながら10数年を過ごしてきました。
しかしながらITが提供しているソリューションとは思った以上に俗っぽく、結局のところ社内で扱う情報を電子化して共有するに留まっていることが多いです。
これは過去形ではなく現在進行形です。そこに対する解釈やアクション定義はあくまで人間がやっています。
AIとITソリューションの共生
それを超える提案をシステムが出してくれるなら大きな価値がありますが、CRMとかBIとか言ったって所詮人間がどんなクエリを投げるかによるのかなと。
金や時間の使い方についてAIが提案できるような共生?協業の形を見つけることがきっと今後につながるのでしょう。
可視化して、アクション整理してという行為を通じて人間は何かを気づいたり気づきを評価したりします。その中の記録や整理や可視化をいかにAIが支援して、人間は人間で何かを気づいて幸せを感じられればいいのかなと。また、社会として必要な雇用が満たされればいいのかなと。
本を読みながらこんなことを思いました。
クラウドからAIへ アップル、グーグル、フェイスブックの次なる主戦場 (朝日新書)
- 作者: 小林雅一
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/07/12
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (19件) を見る