100日チャレンジ11日目です。
課金は課金でも
ゲーミフィケーションの話題で課金と書くとアイテム購入の方向を想像された方には申し訳ありませんが、ここで書くのはユーザ部門に対してITサービスを提供することの対価として利用料の形でITコストを負担してもらうことです。
課金の目的
受益者負担の明確化
ユーザ部門にコスト意識を持ってサービスレベルの最適化を図る
ユーザ部門への説明責任の発揮
ユーザ部門がコスト負担の価値があるかを判断するための情報を開示する
IT部門の競争力強化
市場価格や社内ニーズ(希望価格)を踏まえて目標投資額を決めて枠内に収まるようプロジェクト管理に励む
課金ドライバの例
利用者からみたわかりやすいドライバを用いる必要があります。
システム利用回数
Webアクセス回数
端末台数
取引件数
取引先数
伝票数
売上高
ユーザ数
従業員数
利用拠点数
ディスク使用料
CPU利用時間
最低限の課金と追加サービス
それにしても、これらの課金単位だとユーザ部門がもっと使いたい時にお金をかけて使うという仕組みは考えづらそうです。長い利用時間とか、扱えるデータ範 囲や機能が多いとか、特別なデータ分析やレポート加工サービスを受けるだとかの追加料金でしょうか。個別に有償負担で機能拡張するのとあまり変わらなく なってしまいますし。