うさぼう(@usabo_tweet)です。100日チャレンジ22日目です。
(「100日チャレンジ」CIOにゲーミフィケーションを - usabo's diary)
分析*1が進み、結果を評価して削減余地を検討する段階では、市場の適正価格と比べることが有効です。
ITコストのベンチマーク例
ITコストの総額:
単純に売上高ITコスト比率を業界平均と比較するだけでなく顧客数や契約件数など業務量当たりのコストを比較することも。
IT関連要員の人件費:
規模(FP数*2やMIPS値*3)当たりの人件費を比較することも。
IT関連要員の単価:
役割に応じた人月単価を比較するのた一般的。
機器などの調達価格:
相見積もりか外部調査機関を利用して比較。
データセンター設備に関するコスト:
サーバなどの設置するラックあたりの賃借料を比較。
あくまでベンチマーク
ベンチマークは、競合と比較できたり自社の相対位置が見えるため、非常にわかりやすいです。ただ、個別の事情は単純な数字では比べられないので、比較してから目標設定するのは避けたほうがよいです。現状や感覚を踏まえた目標値を上司に説得する時や、そのためのベンダとの交渉などに使うのがいいでしょう。
ゲーミフィケーションにおけるランキング
ゲーミフィケーションにおいてもランキングが効果的に用いられています。これはゲーム提供者が適切に指標を決めて調整しているからです。ベンチマークの数値を継続的に使う場合も自社で指標を決めて評価改善に活かすことが重要ですね。
翌日の記事はこちらです
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*1:(21日目)ITコストの分析 - usabo's diary
*2:ファンクションポイント
*3:100万命令毎秒 (million instructions per second) の略で、コンピュータの性能指標の1つ。 1秒間に何百万個の命令が実行できるかを表す。