うさぼうです。
TaskChute Cloudの100日チャレンジプログラムに参加しました。
本記事では、チャレンジを初めて早々に実感した「先送りゼロ」の効果について書きます。
先送りゼロとは
タスクシュート時間術は、1日にやることをリストにして開始時刻と終了時刻を記録していく時間管理の手法です。
▼タスクシュートについての参考記事
1日の早い段階でプランとしてやることをリストに書き加えておいて、上から順に実行していくのですが、ここでやりがちなのが、「やりたいことをリストに追加したが結局やらなかった」ということです。
タスクシュートを使ったことがある人もない人も、ToDoリストに書いたのにやらなかった、ということで自分にがっかりすることは珍しくないと思います。
これを防ぐスモールステップな対策が「先送りゼロ」です。
先送りは、タスクリストに登録したのに全く手をつけなかったら紛れもない先送りになります。
完了しなかったらやらないのと同じ。
そう考えてしまって明日の自分に丸投げしてしまうのが先送りです。
100日チャレンジでは、1日の中でこうした先送りをゼロにすることを目指す提案がありました。
それは、完了したかどうかではなく、1分でも手をつけたかどうかに注目するのでした。1分でも手をつけて、何かを進めて、翌日に続きをやる、のです。
1分でも手をつける効果
1分でも手をつける、というのは作業を始める前の資料を一瞬見るとか、資料のありかを探すとか、その程度で終わってしまうこともあります。
でもそれを始めてそのまま続けられたらもうちょっと区切りのいいところまでやってもいいのです。
1日の中でやることが多くて本当に1分しかそれをやらなかったとしても、着手したことを記録しておいて、ルーチンタスクとして翌日のタスクに登録をしておけば、その1分をやらなかった時よりは確実に前に進みます。
もちろん前の日のことを忘れることもありますし、1分やったところでたいして進まないことはあります。
でも、1週間や1か月と違って1日前のことは結構覚えているものですし、前日に1分やった時間のことを記録しておいたり、そこに何をやったのかコメントも添えておくと、記憶を記録が補助してくれることになります。
この効果が翌日の各タスクの立ち上がりをよくしてくれる効果があります。
先送りが少ない、先送りがゼロ という達成感
各タスクに手をつけられる、進んでいる、という実感に加えて、当日のリストに完了タスクが並ぶのは非常に健康的です。
このリストはタスクシュートを使っていくモチベーションにつながります。
その効果を実感できたのがTCC100日チャレンジを始めて最初に実感した効果でした。
実感するまでの期間はたった3日でした。
↓そんなことを実感しているDiscordへの投稿が以下です。
7/26今日の日次レビューです。
TCC先送りタスクは0です。引き続き「健康関連の数値をスプレッドシートに記入する」という1タスクに取り組んでおります。ハードルを下げているとはいえ、「これをやるぞ」とプランしたものをやりきったログをレビューすると満足度高いですね。
味をしめたので仕事で使っているTaskChute2のほうの先送りも見てみることにしました。
すると先送りタスクは7個でした。
8月中旬までに申請すればいいタスクを手癖のように毎日先送っていたり、どうせやりきれないだろうなと思っているものもいくつかリストに置いていることに気がつきました。
ただ、今日よかったのは、「先送りしたくない大事なタスクはどれか」を朝決めておいて、それにはスターをつけておいたことです。
おかげでそのタスクは見積時間を超えたものの終えることができました。
この調子で、健康管理以外の、仕事関連、英語学習関連など、先送りゼロにする対象範囲を徐々に拡大していこうと思いました。
いい感じの日々が続く
7/27今日の日次レビューです。
先送りタスク0です。仕事のタスクの先送りも、「1分でも手をつける」を意識して今日は先送りゼロにできました。
1分でやることの多くは、そのタスクで具体的に何をするのかを考えて書き出すことが多かったです。
そのために何かを調べる必要があるものも出てきましたが、一度思い出したり、机の上に並べることで次に進む道筋が見えるものが増えました。
自分が調子よくなってくると、こんなことを雑談チャンネルに投稿している自分もいました。でもスライドがいい感じなのは事実ですね。あれはPowerpointとかじゃなくてCanvaを使ってる模様。アイキャッチなスライドが動いていてダイナミックです。
100日チャレンジのキックオフのスライドが、わかりやすいのに加えて
かっこよくてやる気が出ます。
そんな中、異変が起きる・・・
諸事情あり、8/5くらいまでレビュー自体先送りです。
今日の記事では、「先送りゼロ」が早期に効果を実感できるいいやり方であることを紹介しました。気になった方は試してみてくださいね。
そして、異変については、次記事で書きます。
Excel版TaskChute2の画面ショットも含まれている解説本
タスクシュートの手法を紹介した本は他にもありますが、TaskChute2の画面ショットも含めて紹介されている本ってあまりなかった気がします。
この本は、考え方と実際の使ってる画面と両方がのっていて大変参考になります。
今はTaskChute Cloudやたすくまがありますが、Excel版も使ってみようかな、と思っている方はツール自体を試すのに並行して、本を見てみるのもいいかもしれません。