ソリューション・システム:事例 売上高ITコスト比率を下げるには
ソリューション・システムとは
ビジネス上の課題を分析し、具体的解決策を立案するための問題解決法。
下記の3つのステップからなりゼロベース思考、仮説思考、MECE、ロジックツリーを駆使した、効率的な問題解決の実践的プロセスである。
- 課題の設定
- 解決策の仮説
- 解決策の検証・評価
事例: 売上高ITコスト比率が上がっている。下げられるか。
事例を使ってソリューション・システムを使ってみます。著書の事例ではなくこのブログで私が勝手に用いている事例ですのでご了承下さい。
1.課題を設定する
主要課題の設定 何かと比較する
3Cの枠で考える。
顧客:自社の商品・サービスに満足しているか?
前提をITコストをある企業が社内向けに提供しているITのコストとする。
そうすると顧客とはそのITを利用しているユーザとなる。
ユーザが満足しているかどうかをまずは把握しているかどうか。
社内ITだと満足度調査まですることは多くないと想定されるため、
ユーザの声や要望一覧などが材料になる。
競合:競合の優れた点とのギャップはないか?
第三者ベンチマークでもしないとなかなか競合との比較は難しいか。
自社:達成目標とのギャップはないか?
達成目標が達成できないことは多々あるが目標設定自体の妥当性も検証が必要。
個別課題の設定 背後のメカニズムを考察する
売上高ITコスト比率=ITコスト÷売上高であり
売上高自体はIT部門の及ぶところではない。
そのためあくまで目安にしかならないがIT部門の目標として
この指標が用いられることはある。
ITコストが漏れなく捉えられているかという課題もあるが
時系列として上がっているという事象に潜む課題認識を整理し、
必要な削減額をどうやりくりしていくかがポイントである。
コスト適正化として下記の観点がある。
- 調達単価の削減
- 開発生産性向上
- 運用業務の効率化
- 要求仕様の見直し
- サービスレベルの見直し
- 監視体制整備
時間切れのため続きは後日。
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