うさぼう(@usabo_tweet)です。
世の中には二種類のタイプの人がいます。他の人がやるより自分がやったほうが絶対いいと思える人と、自分にはたいしたことなんて何にもできないなあと思う人です*1。
自虐はよくないと言われようとも、うさぼうは後者側の人間です。こうやってブログを書きながらも、実はもっと上手にブログ書いてくれる人がいないかな、と思うぐらいですから。
『Facebook×Twitterで実践するセルフブランディング』に「CPNを目指す」という言葉があり、興味深く読みました。
CPNとは何か
CPNの日本語訳は「プロフェッショナル補完ネットワーク」です。自分の仕事に関係のある人とつながることです。同業に限らず、むしろ厳密に同じ仕事をしている人ではなくて、物書きである倉下さんにとっての、編集者や出版社、イラストレーター、イベントクリエーターなどを例に挙げていました。
CPNのメリットは、彼らから助言や強力が得られることと、逆に自分にできる助力を出す機会が得られることです。ウィークタイズ(ゆるやかなつながり)が、価値観や原点のようなものを軸に共感でつながっていくのに対して、CPNは具体的に何かを一緒にやる可能性が強い印象を受けました。
専門性を活かして補完し合える関係
人生ダッシュボード化計画を進めるにあたり、一緒にやりたいなと思う人を考えてみました。
じゃあうさぼう自身は何をするのかと。それは、解決したい課題に対してどのようなダッシュボードが使えるかを考えることです。
ダッシュボードの要素としては、指標やグラフやレイアウトがあります。レイアウトはデザインに近い要素ですが、表やグラフの配置を考えるところまでは自身でやって、それをお洒落に見えるようにするところは、お願いしちゃいたいと考えています。
企業戦略に学ぶ選択と集中
企業戦略は選択と集中が大事だと言われます。自社の機能をコアとノンコアに分けてノンコアをアウトソースしてコア業務に経営資源を集中することが戦略の肝です。
戦略とは捨てること、とも言われます。あれもこれもと手を広げてどれも競合と差がなくなってしまうよりは、特定の事業や商品で圧倒的な差をつけることが市場での勝利につながります。
セルフブランディングにも共通点を感じます。市場での勝利や圧倒的な差別化といったギラギラとした脂ぎったところはそっと横においておき、一番面白いと思えるアイデアを育てていって、いつか誰かと一緒にできればと思います。もしも共感いただける方がいらっしゃったら、うさぼう(@usabo_tweet)までぜひお声がけ下さい。
終わりに
このエントリはWorkflowyで書きました。そして最後にマンダラートを描いてみました。左側に自分でやりたいこと、右側に誰かにお願いしたいことを並べました。するとこの文章には表れてこなかった要素が一つ。それは、左下の「好きなものの適用」です。
ダッシュボードで誰かの課題を解決したい、その解決策を考えたいのに加えて、そこに自分が気に入ったゲームの要素や考え方を適用したいってのが根底にあることに気づきました。
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CPNを目指しつつもウィークタイズの心地よさは大前提です
今日のエントリを書くきっかけになった通称「黄色本」です
Facebook×Twitterで実践するセルフブランディング
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*1:もちろんその間の人もたくさんいます