うさぼう(@usabo_tweet)です。
欲しいものがもやもやしてきた
最近Scrivenerの56%オフセールというのがタイムラインに流れてきまして、買おうかどうしようか迷いました*1。
迷った理由は、Windowsのアプリを買うことになるからでした。これがクラウドベースのWebアプリだったら迷うことはありませんでした。
私の所有PCは仕事も家庭もWindowsです。でもMac Book Airとか欲しいな、とも思っています。だからこれ以上Windowsに依存するアプリを増やしたくなかったのです。
そういえばiPhone6sが出るけどPlusって画面も大きいし欲しいな。5sのKindleアプリだと画面が小さいし。
そんなことより書見台が欲しい・・・(続く)
神の声
(神の声)そういう時はマンダラートとかアウトライナー使って整理するといいですよ
ということで、マンダラートを使って整理してみました。
数ある整理法の中でマンダラートが好き
人それぞれ好みはあると思いますが、マインドマップ、アウトライナー、マンダラートの3つの中で私はマンダラートが大好きです。マインドマップのような自由度の高さや色や絵をふんだんに活用したものが合う人もいるでしょうし、アウトライナー見てるとどんどんアイデアが湧いてくる人もいるでしょう。
そうした中で、なぜにマンダラートか。では今回の欲しいものをマンダラートで書き並べたものをお見せしましょう。
マンダラート第1形態
これはMWEProというExcelツールを使っています。空のシートの中央に「欲しいもの」と書いてEnterを押すと、下のセルに移動します。その後、左、上、というように時計回りにセル移動していくのです。そして周囲の8つのマスを埋めたらひと段落です。あれ?埋まらない・・
ここがマンダラートの面白いところです。たった8つなのに埋まらないこともあります。アイデア発想法としては、ここを無理にでも埋めてみるのも一つのやり方です。埋めようと頭をひねることが脳の隠れた力を引き出してくれます。
到底8つじゃ足りない、という場合はマインドマップやアウトライナーに切り替えたほうがいいのかもしれません。出るもの拒まず、いったんどんどん書き出すことはアイデア出しの鉄則です。
さて、8つどころか6つで満たされてしまった欲の薄い私*2。しかもハード、ソフト、理想の状態とレベル感もばらばら。でもこれでいいんです。ここはひとつ、それぞれを手に入れて何をしたいのかを考えてみることにします。
第二階層へ
書いていった順に、まずは iPhone6s Plusのセルに移動して、Ctrl+Enterを押します。すると先のシートとは別にiPhone6s Plusを中心に据えたシートが生成されます。
ここで右クリックして「テンプレート読み込み」を行います。すると、上下左右に4Wの疑問符が表示されました。これは、マンダラートの定跡のひとつである、5Wマンダラと呼ばれるものです。なのでこの枠組みを頼りに、iPhone6s Plusへの欲望をひも解いていきます。
4つのWに答えていくと、なんだか書きたいことが出てきました。それらを四隅に書き加えてみました。左上から時計回りに書き加えましたが、追加した位置に意図はありません。
マンダラート第2形態その1(裏ではこんなものをあと5つ作る)
コチコチの頭がほぐれてきたのでこの調子で残りも5W展開してみました。ここまでくればひねり出すというよりは湧き出てくるものを並べるだけです。口笛吹きながらやれます。
そして、Workflowyにエクスポートしたのがこちら。こうなった後は、文章を膨らませるもよし、ToDoリストに入れていくもよし。実現に向かうのみです*3。
できあがったマンダラートをWorkflowyに簡単貼り付け
マンダラートの不思議。違う景色が見えてくる
一度展開してから最初のマンダラートを眺めていると、違う景色が見えてくるのが面白いです。少し並べ替えて、色をつけてみました*4。
なるほど、なぜこれが欲しかったのか、欲しいものの種類、手に入れるといい順番がすっきり見えてきました。ここには出てませんが、Mac Book Airも含めて、家で写真や音楽を共有できるホームサーバも持ちたかったことも思い出しました。楽器鳴らしたり、録音もしたかったことも思い出しました。自身が目指す知的生産という理想の姿。
頭の中がからっぽで澄み切った状態。やりたいことが整理されて高揚感の漂う状態。改めてマンダラートの威力を痛感しながら、今日の記事を終えることにします。
終わりに
全然伝わらないと本当に申し訳ありません。でも整理法のひとつとしてお勧めなのです。もしかしたらこのやり方が合うって人が一人でもいれば、本望です。
この記事で使ったマンダラートツール
提唱者の今泉さんの著書です。他のもとても参考になります
超メモ学入門 マンダラートの技法―ものを「観」ることから創造が始まる
- 作者: 今泉浩晃
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 1988/11
- メディア: 単行本
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