ポメラを買いました。
決め手は、かーそる2017年7月号のHibiki Kurosawaさんの「ポメラを九年使って、僕が考えたこと」を読んだことです。
気になりながらも買わなかった理由
ポメラは前から気になっていました。起動が早いことと、書くことに専念できそうだからです。
なのに買わずにいたのはいくつかの理由があります。
・だったらMac Book Airとか軽いノートPCを買ったほうがいいのでは。
・フリック入力に慣れればいいのでは。
・音声入力に慣れればいいのでは。
手軽にキーボード入力できればいいのにできない、という不満は常にありました。
しかし代替策が思いつくがゆえに踏み切れずにいました。
さいんぽすとのイチさんが親指シフトにやりにくさとSync機能の遅さを理由にポメラを手放されました。私は親指シフトは使ってないため、気になったのはSync機能の遅さです。
同期まで50秒くらいかかるとのことで、これはネックになりそうです。
しかし、HibikiくんはQRコード読み取りを使っているようです。これが情報カードに文章を書く感覚に近いのだとか。しかもテキストを取り出す一方通行。
購入の決め手になった一言
「考えごとというのは、下を向いてやるものだと、私は思うわけです」と彼はいいます。たぶんこの一文が購入の決め手になった気がします。
もちろんこの文章はポメラで書いています。非常に快適です。親指シフトを身につけると考える速度でタイピングができると聞きます。
私はローマ字入力ですが、かなり速めですし、一番考える速度に近い入力方法です。
しゃべったことが正確に変換されるなら、そのほうが早いです。しかし、気遣いながらしゃべったり、後で手直しすること、また入力場所を選ぶことも
あり、音声入力はまだまだ実用には耐えません。
私が使い続けてきた道具
私が使い続けてきた道具は、このキーボードタイピングなのでしょう。
18年くらい前にMSNメッセンジャーというアプリで友達と会話していたことでかなりタイピングが上手になりました。北斗の拳とか特打などのタイピングソフトで薬指や小指の矯正をしたことでさらに速く正確になりました。
使うアプリは変われど仕事でも常にタイピングをしてきました。会議中にメモをとること、プロジェクターに映しながら資料を更新していくこと、大量のメールのやりとり。
ある程度の大きさのディスプレイで読み返すことができるのもうれしいです。モブログでネックになっていたのは入力の遅さのほかに、読むのがまどろっこしいというのもありました。スマホで読む人のことを考えると本当はスマホでチェックするのがいいのはわかりますが、書いた内容を俯瞰して眺めるには、ある程度の広さが欲しくなります。
終わりに
いいですね、ポメラ。
ここまで書いてみて、そう思います。
直感ですが、仲良くできる気がします。
Hibikiさん、素敵なきっかけをありがとうございました。
- 作者: 倉下忠憲,Tak.,るう,いっき,choiyaki,Go Fujita,Hibiki Kurosawa
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