うさぼう(@usabo_tweet)です。「日本人だけが知らない戦争論」を読んでいます。前回の記事では、とりあえずちょっと読んでみることと、読書ノートを作ることで積読が防止できると書きました。おかげで読み進められています、スロースピードではありますが。
前記事にも書きましたが、この本を読もうと思った理由は、戦争を起こす側の視点が書かれていそうだったからです。戦争で被害を受けた視点、起きた戦争をどう戦い抜くか、どう収めるかという通常語られる視点と大きく違っています。
複数の異なる視点から眺める
超メモ術 ―ヒットを生み出す7つの習慣とメソッド (玄光社ムック) (玄光社MOOK)
- 作者: 倉下忠憲,高畑正幸
- 出版社/メーカー: 玄光社
- 発売日: 2015/08/29
- メディア: ムック
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超メモ術では、集めたアイデアを一か所に保管し育てられるようにした後、複数の異なる視点から眺めることが紹介されています。自分以外の人になりきってみたり、TRIZ理論を使ってみたり。
異なる視点で眺めるために異なる視点で書かれた本が役立つ
本は文の集合体であり、まとまった量の説明があります。だから異なる視点で書かれた本には、視点を詳細に理解するための背景や思想が揃います。読書は自分では経験できないことを味わうこともできますし、このように異なる視点を理解するのにも役立ちます。
当たり前のことを言ってる気もしますが、異なる視点を自分で想像するのと、異なる視点で書かれた文章を読むのは違います。論理展開や具体例の適用と汎用化を繰り返すことで、異なる視点に近づくことができます。
異質なものを理解する手段としては本だけでなく写真や映像のほうが役立つ場合もありますが、視点に関していえば、本のほうが役立ちます。
終わりに
こうして読み進めている「日本人だけが知らない戦争論」。史実にもろもろ異を唱えるものなので、どうしてもフィクション的に読んでしまっています。真偽を検証できない自身の限界。いつかまた違った見え方ができるようになるとそれはそれで面白そうなので、この本もそろそろ積読畑にしまおうかな。
いかがでしたでしょうか。アイデアを育てるための異なる視点を手に入れる方法として、異なる視点で書かれた本を読んでみることはお勧めです。ものによっては理解不能だったり腹が立ってきたりするかもしれませんが、想像するよりはリアルに感じられます。
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写真素材はぱくたそ「お食事しながら本を読む男性」