うさぼう(@usabo_tweet)です。
8月は知的生産とタスク管理について書くと宣言しました。ところで知的生産とタスク管理ってなかなかピンとこない方もいるかもしれません。一方、ピンとくる方のみが読者の多くだということは理解しているつもりです。
とはいえ、話を進める上では自分なりに定義しておくことは有用と考えます。
知的生産
ぶっちゃけまずあまりこの言葉が好きではありません。知的という部分に何かしらの上から目線を感じるからなのですが、同時に知的であることを上であると捉えるモノサシの持ち主であることをも意味します。
同時に、この言葉に対するこだわりも全くありません。だから誰かのあの言葉を定義として使えばいい、というストックがありません。
しいていえば、インプットを元に何らかのアウトプットを作成すること、でしょうか。アウトプットは文章をはじめとする表現の集合であり、読者にとって有益な何かをもたらすもの。
作成する過程で何らかの目的を達成するために、考えたり行動したりします。行動については実際に体験することとか、仮説を確かめることとか。
ああ、自分の頭で考えることはその過程において重要です。だからついついR-Styleの検索窓で「知的生産」とか検索したくなる衝動を押さえて、あくまで自分の頭だけでこの文章を書いています。
とりあえずこのへんにしておきます。
タスク管理
こちらもなかなか広い言葉です。Windowsパソコンのタスクマネージャーを最初に想像する人はあまりいないと思いますが、コンサル業界に長く身を置く私としては、タスクとはWBSやToDoリストに書かれるもの、というのがしっくりきます。
タスク管理とは、WBSやToDoリストに記載されたタスクを、予定通りに完了させるために行う働きかけのこと。
これでいかがでしょうか。
WBSとは
WBSとは何か。Work Breakdown Structureの略で、PMBOKでは要素成果物を階層的に詳細化したものです。
システム開発の例がわかりやすいですね。
タスク管理システム開発プロジェクト
∟要件定義フェーズ
∟機能要件定義
∟画面
∟タスク入力画面 ←これがタスク
∟他アプリ連携
∟非機能要件定義
∟設計フェーズ
∟開発フェーズ
・・・
タスクは作業内容を含みます。
ふとタスクについては以前記事に書いた記憶がよみがえってきたので検索してみました。記憶違いだったようです。プロジェクトについて書いており、タスクについてはさらっと流していました。
タスクとは
ではWBSやToDoリストに登録する対象としてのタスクは何なのか。頭の中にある気になるもののうち、実行すると自分で決めた(依頼されてやらざるをえないものも含めて)、行動の形で表現したもの、です。
つまり行動できるのに足る要素を含んでいる必要があります。
Why そのタスクを実行する理由、動機、意義
What 具体的な行動
When 実行する時期、所要時間見積もり、開始予定と終了予定
Where 実行する場所や必要な資源
Who 実行する人、支援が必要な人
How そのタスクを実行するための詳細な手順や方法
そろそろ戻りますと、タスク管理とは、文字通りタスクを管理することです。きれいにタスクが定義されていれば、実行するのは決して難しくないはず。
でもきれいにタスクが定義されたりメンテナンスされていることは決して多くありません。そこでタスク管理が登場するのです。
ここまでの説明で、じゃあタスク管理って仕事だけなのですね?と問いかける方もいらっしゃるかもしれません。極めて仕事的な表現ですが、仕事、プライベートに限らず個人のあらゆる活動が対象です。対象にしていいと思っています。それは管理する人の自由です。
終わりに
フリーライティングでしかないのですが、だらだらと書き連ねてみました。でも私はこうしたフリーライティングが大好きです。これを寝かして完成度の高い文章まで持っていくことは面倒。
でもこうしたフリートーク的なコンテンツも悪くないんじゃないかなと思っています。
なぜタスク管理だけじゃなくて知的生産もセットにするか。このあたりを次回書いてみますね。
まとめ
- 知的生産とは、インプットを元に何らかのアウトプットを作成すること
- タスク管理とは、タスクを予定通り完了させるために行う働きかけのこと
- タスクとは、頭の中にある気になるもののうち、実行すると自分で決めた(依頼されてやらざるをえないものも含めて)、行動の形で表現したもの
次にこの記事はいかがですか?
定期購読のお願い
最後まで読んで頂きありがとうございました。よければシェアお願いします。
また、定期購読も心待ちにしています。うさぼう(@usabo_tweet)はFeedly読者の皆さんを特に意識して記事を書いています。